審美歯科~ホワイトニング~

一般歯科

審美歯科ってなに?

審美歯科治療とはセラミックやダイレクトボンディング、ホワイトニングなどを用いて単に虫歯を治療したり痛みをとるだけでなく、より美しい健康的で長持ちするお口の中をつくる歯科治療です。

歯並びを美しくするという意味で矯正治療も審美歯科治療の一部になります。

審美歯科治療は最新の材料用い、美しさを目的とした治療であるため保険が適用されないことがあります。

ホワイトニング

 ホワイトニングとは歯のエナメル質に沈着してしまった着色汚れを分解し、漂白することで歯を白く美しくする技術です。クリーニングした後に薬剤を用いて天然の歯の色を白くする歯科治療です。当院では、矯正をされている患者様が多いため、矯正中・矯正終了後にホワイトニングを行うことが可能です。セラミック治療の前や後にホワイトニングをされる方も多くいらっしゃいます。

 

《歯が黄ばむ原因》

・食べ物や飲み物

飲食物に含まれる成分が原因で歯に着色汚れがついてしまいます。

 

歯の着色を起こしやすい飲食物

①色の濃い食品

かき氷シロップや鮮やかな飴など着色料を使用しているものや、ソースや醤油、みそなどの色の濃い調味料など

②タンニン・カテキンを含む食品

コーヒーや緑茶、紅茶、ほうじ茶など

これらの食品を食器に入れると、「茶渋」がついてしまうのと同じように、歯にも汚れがついてしまいます。

③ポリフェノールの含む食品

ベリー系の果物やワイン、チョコレート、大豆製品などにはポリフェノールが含まれています。このポリフェノールには、ステインという歯の着色汚れを吸着しやすい性質があります。

④酸性の食品

炭酸飲料やワイン、お酢、スポーツドリンク、レモン汁などの酸度の強い食品は、歯のエナメル質を溶かしてしまうため、歯の内部の組織が透けてしまい黄ばんで見えてしまいます。

 

・たばこ

タバコの中に含まれる黒色の「タール」という成分が、歯に付くと黄ばんだり茶色になったりします。

 

⑥加齢

歯の表面のエナメル質という組織が、加齢とともにだんだんとすり減ってしまい内側にある象牙質という組織が透けてしまいます。

もともと象牙質は、少し黄ばんだような色をしているので、これが透けてくることで「黄ばんだ」と感じてしまいます。 

 

《自己流ホワイトニングの危険性》

・ホワイトニング効果のある歯磨き粉で擦る

 「ホワイトニング効果」をうたう市販の歯磨き剤は、歯の表面の汚れを除去する効果はありますが、歯本来の色を漂白する機能はありません。

また、歯を白くしようとむやみに擦ってしまうと、エナメル質が薄くなってしまい、歯の内部の組織が透け、かえって黄ばんでしまうこともあります。

さらには、いざホワイトニングを受けるときにエナメル質が薄い分効果が出にくいばかりか、知覚過敏も起きやすくなってしまいます。

 

・虫歯の上からホワイトニング

 一見、虫歯がないきれいな歯に見えても歯と歯の間や詰め物の下などに痛みのないまま虫歯が広がっていることがあります。それに気づかずにホワイトニング剤を塗布してしまうと、虫歯に薬剤が入り込み激しい痛みがでたり、最悪の場合は神経まで炎症がひろがり歯髄炎になってしまうこともあります。

 

・詰め物・被せ物と一緒にホワイトニング

 ホワイトニングは詰め物・被せ物の色まで白くすることはできません。

周りの天然歯が白くなることで、詰め物・被せ物の色が目立ってしまいます。

歯科では、ホワイトニングで白くなった天然歯に合わせて詰め物・被せ物を入れなおすことでお口の中を調和させることできます。

 

・腫れた歯茎にホワイトニング

 ホワイトニング剤には、オキシドールという成分が入っています。

歯周病で歯茎に炎症があると、炎症に反応してしまい、薬剤の効果を発揮することができません。歯周病の方は、ホワイトニングをしても効果が出にくいため、歯科では前処置として歯周病の治療をしてからホワイトニングを行います。

 

《ホワイトニングの流れ》

1,歯のクリーニング・写真撮影

 施術前に歯のクリーニングとホワイトニング前の写真撮影を行い、施術前の白さを色見本(シェードガイド)を見ながら確認します。

 

2,ホワイトニングジェルを塗布

 歯にホワイトニングジェルを塗ります。

 

3,ライト照射

 専門のライトを照射することで、ホワイトニング材を活性化させます。

 

4,施術終了・写真撮影

 ジェルの塗布と照射を数回繰り返し、ホワイトニング終了です。ホワイトニング後も写真撮影を行い、色を確認します。

 歯列矯正で歯並びを整え、ホワイトニングでさらに白く輝く歯になることで、自然と笑顔が増えて自信につながります。治療中の方も治療が終了した方も、是非ご相談ください。

 

《ホワイトニング後の通院》

 歯を白くきれいにしたら、色が後戻りするのはなるべく防ぎたいものです。

ホワイトニングが終了したら、定期的なメンテナンスで口元の美しさと、歯の健康の維持を目指しましょう。

やはり、定期的に歯科医院での歯面のクリーニングを行うと、変色する着色汚れがエナメル質の奥深くに取り込まれにくく、後戻りのスピードを遅らせることができます。

 

最後に

北九州市小倉北の歯医者ヤマヂ歯科矯正歯科クリニックでは、日本矯正歯科学会の認定医と臨床指導医が在籍し難しい矯正治療の患者さんでも多くの治療を行ってきた実績があります。

また、当院には日本小児歯科学会小児歯科専門医や日本歯周病学会歯周病専門医も在籍しており、幅広く専門的な治療をしております。

無料相談をお受けしておりますので気になる方は24時間ネット予約にてご予約を取られてください。

 

 

執筆監修者

山地晃二郎 

ヤマヂ歯科・矯正歯科クリニック 院長

住所 福岡県北九州市小倉北区中井5-4-26

日本矯正歯科学会 認定医

日本口腔インプラント学会

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