舌側矯正(裏側矯正)
「歯の裏」につけるから、
目立ちにくい裏側矯正
69万円~81万円(税込)
- 「前歯」が引っ込みやすい矯正
- 目立ちにくい/
虫歯になりにくい矯正 - 「他院で断られた」場合でも
対応可能
舌側矯正(ハーフリンガル)による治療。
リスクとしては、リテーナーを使用しないと
後戻りすることがある。
舌側矯正(ハーフリンガル)による治療。
リスクとしては、リテーナーを使用しないと
後戻りすることがある。
当院には、日本矯正歯科学会認定医と日本矯正歯科学会臨床指導医が在籍しています。北九州で2名以上、日本矯正歯科学会の認定医・臨床指導医が常勤で在籍しているのは、当院だけです。
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舌側矯正とは、歯の裏側にブラケットを装着するワイヤー矯正です。「裏側矯正」「リンガル矯正」とも呼ばれています。
この矯正法は、表から見えないため、人前でお話をする機会が多い方や接客業の方、周りの方に矯正治療を行っていることを知られたくない方にぴったりの治療法です。専門の技術と知識を必要としますので、矯正医の中でも対応できる方が限られる治療法となります。当院では対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
ここからは具体的なメリットをご紹介します。
歯の裏側に装置をつけるため、人の目を気にせず矯正治療を進めることができます。お仕事の関係で周りの方に矯正治療を知られたくない方に最適です。上の歯だけ「舌側矯正」を行い、下の歯は外側につける方法(ハーフリンガル)もあります。
フルリンガル(上下とも舌側矯正)770,000円(税込)
ハーフリンガル(上のみ舌側矯正)660,000円(税込)
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矯正治療は、歯を抜いてスペースを作り、そのスペースに前歯を移動させます。唇側矯正(表側矯正)は、固定源であるはずの奥歯が逆に引っ張られてしまい、移動のコントロールが難しい場合があります。一方、舌側矯正(裏側矯正)には固定源となる歯を後方へ引き込むことを得意としています。そのため、比較的移動がスムーズに行えます。
出っ歯になる原因として、「舌の癖」があります。舌で前歯を押してしまう癖があると、出っ歯を引き起こしてしまう可能性が高いのです。口を閉じてリラックスした状態の「舌の位置」は上の歯の付け根から1㎝ほどの奥に下がったスポットと言われる位置にあるのが正常です。
しかし、舌の癖があると、舌は常に「歯の裏側」を押し続け、リラックス時でもスポットに舌は留まっていません。歯は頬と唇が内側に押す力と、舌が外側に押す力の均衡する位置に並んでいます。舌が歯に圧力をかけ続けていると、その均衡が崩れてしまいます。それで、歯が前方に傾いてしまい「出っ歯」になってしまいます。
この「舌の癖」を治さない限り、いくら歯並びを改善しても、「後戻り」が生じてしまいます。舌側矯正は装置が裏側についているため、舌で歯を押し当てる癖を抑制する効果が期待でき、装置自体が舌癖防止の役割も果たしてくれます。そのため、矯正治療中、舌の癖も改善されて装置を外した後の「後戻り」のリスクを減らすことも可能になるかもしれません。
「表側矯正」では矯正装置をつけると、歯磨きが難しくなり、装置の周りに歯垢が残りやすく、虫歯や歯周病が発生しやすくなります。しかし、歯の裏側は常に唾液が循環して、食べかすを洗い流してくれるため、細菌が増殖しにくいです。とはいえ、通常よりは歯磨きが難しい状態です。舌側矯正だからといって、歯磨きをおろそかにすると当然虫歯のリスクは高くなるので、丁寧な歯磨きは必要です。
当然ですが、デメリットもあります。
裏側についた装置が邪魔になり、舌を裏側にあてて発音する言葉がしゃべりづらくなることがあります。以前より装置がずいぶん小さくなりましたので、発音障害は少なくなりましたが、慣れるまで若干舌足らずな発音になる場合があります。特に、さ行・た行・ら行などが難しい場合があります。発音のしにくさは1週間から1カ月程度で慣れてくることが多いです。
歯の裏側は、装置があることでさらに歯磨きが困難になり、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。「舌側矯正」は、虫歯になりにくいとは言われていますが、だからといって歯磨きを怠ると虫歯になる可能性は高まります。矯正治療中は丁寧に歯磨きをしましょう。そして、どんなにがんばって歯磨きをしても限界がありますので、定期的にクリーニングしに来てくださいね。
歯の裏側についている分、会話や食事の時にワイヤーが引っ掛かってしまい、舌が傷ついてしまうことも少なくありません。
表側矯正より難易度が高く、少し時間がかかりやすい傾向があります。
「舌側矯正」治療は、表側と比べて治療が難しいと言われています。その要因のひとつは、「舌側」の歯の形は人によって千差万別で凹凸があることが多いからです。表側はつるっとしていてブラケット装置をつけることができますが、舌側は直接ブラケットをつけると装置が傾いてしまうことが多いです。そのため、傾いたブラケットに合うように複雑にワイヤーを曲げる装置が必要になり、治療に時間がかかり、舌側にワイヤーが飛び出ることによって喋りづらくなってしまうのです。
当院では「フルリンガル」の場合は、患者さん個人に「歯の形」を合わせた「カスタムメイドブラケット」を作製することで、効率的に歯を動かすことを実現、「ストレートのワイヤー」を用いることで舌側の「違和感」を最小限にします。
「クリッピ―L」という小さな装置を使用することで、舌の違和感を最小限にします。
「舌側矯正」治療は、難しく治療期間がかかりますが、当院では「矯正専用アンカースクリュー」を用いることで、自由に歯を動かすことが可能となります。治療のクオリティを上げることに成功しています。
「舌側矯正」治療は、技術が必要とされます。当院は東京の「舌側矯正専門医院」の竹元京人先生に直接師事しています。そのため、難しい症例でも自信をもって治療を行うことができます。
矯正専門医院であっても、自信をもって「舌側矯正」治療を行えるわけではありません。そのため、患者さんがなるべく選ばないよう、あえて100万円を超える治療費用を設定してる歯科医院もあるほどです。
当院では、カスタムトレーを歯科技工士にオーダーする費用があるため「表側矯正」よりも費用は高くなりますが、舌側矯正治療の費用は治療しやすい価格に抑えています。
詳しくはこちら
裏側矯正は、表側矯正で治療できるものであれば、基本的に利用できない症例はありません。ただ、噛み合わせが深い場合(上下の前歯に取り付けた装置がぶつかりやすい)や舌が大きい場合(装置が当たって傷つきやすい/誤って舌を噛んでしまう)など、裏側矯正が向いていないと言われる症例もございます。
一方、「出っ歯」などの口元が前の方に出ているケースで、歯を後方に移動させる治療は「裏側矯正」が得意としています。
また、裏側矯正は矯正の中でも、技術・経験が特に必要となる難易度の高い治療法と言われています。そのため、すべての矯正歯科医院のドクターが同じように裏側矯正ができるわけではありません。そもそも裏側矯正自体を行っていない歯科医院もあります。
他院で「裏側矯正ができない」と言われた方は、無料でカウンセリングを行っています。ぜひ一度当院にご相談ください。
「目立ちにくい矯正」をご希望の場合、当院では舌側矯正以外にも「インビザライン(マウスピース矯正)」という治療法が選択肢としてございます。
舌側矯正 | インビザライン(マウスピース矯正) | |
---|---|---|
見た目 | 表側からは全く見えない | 透明なマウスピースは目立ちにくいが近くで見るとわかる |
来院頻度 | 約1か月1回 | 約2か月1回 |
抜歯 | 対応可能 | 対応できない場合がある |
着脱 | 来院いただければ可 | 自分でできる |
虫歯のリスク | やや高い装置がつく分、ハミガキがしづらくなったり磨き残しが増えたりする可能性があります。 | 低い取り外し可能なので、治療を始める前と同様に歯を磨くことができます。 |
上記のように、「舌側矯正」と「インビザライン」には様々な違いがあります。
双方のメリット・デメリットを比較して、ご自身にあったもの・希望するものを選択しましょう。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)について詳しくはこちら
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。