お子さん一人ひとりに
寄り添った矯正
患者さんのご要望に合わせて、
「マウスピース矯正」
「ワイヤー矯正」の
ベストなご提案をいたします。
- 「負担が少ない」
取り外し可能な装置 - 「目立ちにくい」
マウスピース型矯正装置 - 「抜歯を回避する」治療法
主訴:口元が出ている
診断名:叢生を伴う上顎前突症例
症状: 上顎前突
患者プロフィール:北九州市小倉北区10代男性
<一期治療>
治療方針:非抜歯+拡大装置
治療装置:拡大床
<二期治療>
治療方針:上顎前突の改善
治療装置:白い表側矯正装置(マルチブラケット)+ヘッドギア+Ⅱ級ゴム
抜歯:非抜歯
治療期間:3年0か月(一期治療)
通院回数:36回
リテーナー:上プレートタイプ・下フィックスタイプ
治療費用:検査診断料(20,000円)+装置料(400,000円)+管理調整料(15,0000円)+装置撤去時診断料(10,000円) =580,000円(+消費税)
説明したリスク副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死など
主訴:ガタガタが多い、口元がでている
診断名:過蓋咬合を伴う上顎前突症例
症状: 上顎前突 過蓋咬合
患者プロフィール:北九州市小倉北区10代女性
治療方針:抜歯+上顎前突の改善
治療装置:白い表側矯正装置(マルチブラケット)+ヘッドギア+Ⅱ級ゴム
抜歯:上下顎両側4番抜歯
治療期間:2年
通院回数:24回
リテーナー:上プレートタイプ・下フィックスタイプ
治療費用:検査診断料(\20,000)+セラミックブラケット装置料(\400,000)+管理調整料(\10,0000) +装置撤去時診断料(\10,000) =\530,000(+消費税)
説明したリスク副作用:痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死など
矯正「担当医」のご紹介
九州歯科大学の矯正科を卒業、矯正治療に関して40年の経験がある歯科医師が在籍しています。
当院の院長と理事長は九州歯科大学の矯正科で学位を取得し、矯正治療を長年行ってきたことから自信をもって矯正治療を提供しています。
山地 晃二郎 院長
所属学会
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 九州矯正歯科学会
- 日本顎変形症学会
- 日本口蓋裂学会
- 日本咬合学会
→詳しい経歴はこちら
山地 正樹 理事長
所属学会
- 日本矯正歯科学会 認定医 臨床指導医
- AAO(アメリカ矯正学会)会員
- 咬合機能研究会会長
- 北九州デンタルリサーチ会長
- 日本咬合学会 常任理事
- 日本審美医科協会 会員・日本顎咬合学会評議会 指導医
- 米国歯周病学会AAP
- 日本歯周病学会
- 日歯補綴歯科学会・日本口蓋裂学会・九州矯正歯科学会
- ESK・KDR
- 厚生労働省臨床研修指導歯科医
→詳しい経歴はこちら
歯並びの悪化には「原因」があります!
歯並びが悪くなる原因はさまざまですが、一般的に言われているのは「顎の大きさ」が原因であるとされています。理由としては、現代人は小さいころから柔らかいものを食べているので顎に刺激がいかず、顎が適切に成長しにくいからです。狭い顎のスペースに大きい歯が無理やり生えれば、歯並びはガタガタになってしまいます。
つまり、「顎の成長」を促し、歯が適切に生えるスペースを確保することができれば、無理なく綺麗に歯を並べることができる、ということです。
では、具体的にどうすれば顎の成長を促すことができるのでしょうか?
顎の成長を促す方法
まずは食事の際にしっかり「噛む」ことです。そうすることで顎に刺激を与え成長を促すことができます。
また、歯並びを悪くしてしまう「悪癖(あくへき)」を改善することも顎を正常に成長させることにつながります。例えば、指しゃぶりをする子供はいわゆる「出っ歯」になったり、上下の噛み合わせが悪くなる可能性が高いのですが、癖を改善すればそのリスクは大きく減ります。
その悪癖を改善するために当院では歯列矯正用咬合誘導装置「プレオルソ」「T4K」と呼ばれる装置を使います。
参考までに下記をご覧ください。
「治療法/治療結果」の違い
患者さんのご要望に合わせて、ベストな治療法をご提案します。
| 一般的な 小児矯正 | 負担の少ない 小児矯正 |
---|
装置 | ワイヤー等の装置を利用。取り外し式と固定式のものがある。 | マウスピース型の装置を利用。取り外しができ、日中2時間と就寝時に装着すればOK。 |
抜歯の可能性 | ある | 低い |
治療後の保定装置 | 必要 | 必要ない |
後戻り | 歯並びが悪くなる原因は改善されないため、歯並びが戻る確率が高まる。 | 歯並びが悪くなる原因を除去するため、治療後の後戻りは少ない。 |
歯並びの綺麗さ | 綺麗に整う | 審美性よりも機能性の回復を優先させるため、一般的な矯正と比べ若干歯並びの綺麗さは劣る。 |
トレーニングの有無 | 行わない | 1日数分のトレーニングを自宅で行う必要あり。 |
副次的効果※この効果は必ず発生するものではありません。 | 特になし | - 正しい姿勢の獲得
- アレルギー改善
- アトピー改善
- いびきの改善
- 喘息の改善
- 免疫機能の向上
- 飲み込み機能の向上
|
それでは実際に当院で行っている治療方法についてご紹介します。
歯列矯正用咬合誘導装置「プレオルソ」「T4K」
歯並びの矯正や口腔筋(お口の周りの筋肉)のトレーニングを行うマウスピース型の装置です。主に、6歳~12歳の乳歯から永久歯に生え変わる時期に使用します。
生えてこようとしてくる歯を正しい位置に誘導したり、鼻呼吸を促したり、前歯を舌で押すなどの癖を改善するのに効果がある装置です。
歯というのは、「舌・頬・唇の筋肉」のバランスに合わせて並んでいきます。装置をお口に入れることで自然と口周りの筋肉を鍛え、バランスを整えてくれるため、歯が正しい位置に並んでいきます。
また、歯列矯正用咬合誘導装置「プレオルソ」「T4K」にはこれまでの矯正投資にはなかった特徴があります。
特徴1取り外しできる
一般的な固定装置は違和感や痛みを伴うことがあります。しかし、歯列矯正用咬合誘導装置「プレオルソ」「T4K」は従来のものと比べると違和感や痛みがほとんどなく快適に治療を行えます。また、取り外しできるためお口のケアもしやすく、虫歯のリスク軽減にもつながります。
特徴2装着時間が短い
日中1時間と就寝時のみの装着となるため、学校へ装置を持って行く必要はありません。
日常生活への負担も少ないため、お子さんでも治療を続けやすいです。
特徴3治療後、後戻りしにくい
歯並びが悪くなる原因に根本的にアプローチするため、治療後、後戻りする可能性が低くなります。
特徴4将来的な矯正費用を抑えられる
治療後は口腔筋や癖などが改善されているので、たとえ新しく矯正治療が必要になったとしても、治療期間の短縮、治療精度の向上などが期待できます。そのため、成人して矯正を始めるよりも、矯正費用を抑えることができます。
「口腔筋訓練療法(MFT)」
(舌癖の改善)
先ほどもお伝えしましたが、歯は「弱い力が継続的」にかかると動きます。
例えば、舌で歯を押す癖があるとじわじわとその歯が動き、出っ歯や受け口、開咬といった悪い歯並びになってしまいます。
そこで行うのがMFTと呼ばれるトレーニングです。次のようなお口のトレーニングを行うことで悪癖の改善をはかります。
マッサージ
両手を顎とほっぺにあて、ゆっくり円を描くように10回マッサージします。
ベロ回し
くちびると歯の間でベロで円を描くように左右3回ずつ回します。
また、MFTを行うことで次のような副次効果も得られます。
- 歯周病の予防
- 口呼吸の改善
- 食べ方の改善
- 話し方の改善(発音障害改善)
- ドライマウス(口腔乾燥症)の改善
歯列矯正用咬合誘導装置「ムーシールド」による受け口改善
一般的に下の前歯が上の前歯より前に突き出ている状態のことを「受け口」と言います。歯科用語では「下顎前突」や「反対咬合」とも呼びます。この状態を放置するとどうなるでしょうか?
上顎(鼻の付け根当たり)の成長が悪くへこんだ感じになり、下の顎のみが前に成長してしゃくれてしまうことがあります。
そのまま放置してしまうと、クラスメイトにからかわれるかもしれませんし、将来的に大きなコンプレックスとなってしまうかもしれません。
歯列矯正用咬合誘導装置「ムーシルド」は受け口の要因となる不正な筋機能を改善に向かわせる装置です。
幼少期に受け口が見受けられる場合は、できるだけ早期に治療することをお勧めします。
顎の骨を広げる「床矯正」
お伝えしたように、顎の骨の幅が狭いと歯が綺麗に並ぶためのスペースが不足し、歯並びが悪くなる可能性が高まります。そこで使用するのが「床矯正装置」です。これは入れ歯のように「床」の部分が存在する矯正装置で、装着することで顎の骨を広げて、歯が並ぶスペースを確保するという治療方法です。
床矯正には次のようなメリットがあります。
- 取り外せるため食事がしやすい
- 入れ歯と同様にお手入れがしやすい
- 治療中の痛みが比較的少ない
- 治療費用が抑えられる
一方デメリットとしては下記が挙げられます。
- 違和感や異物感が大きい
- 発音しにくくなる
- 装着時間を自分で管理する必要がある
- 最低8時間装着する必要がある
注目!当院ではマウスピース型矯正装置
「インビザラインファースト」も
取り扱っています
成長過程にある患者さん向けの目立たないマウスピース型の矯正装置です。マウスピースを1~2週間ごとに交換して歯並び整えていきます。一般的に6~10歳のお子さんが対象ですが、適用条件はあくまで「歯」の年齢ですので当院にご相談ください。
お子さんに楽しんで来院してもらう3つの工夫
歯医者さんが苦手なお子さんは多いと思います。ここでは矯正治療を楽しく受けてもらうために、当院が行っている取り組みの中から代表的な3つをご紹介します。
工夫1「女性ドクター」が在籍
男の子・女の子問わず、男性ドクターだと怖いと感じるお子さんもいらっしゃいます。当院では優しい女性ドクターが在籍しているため、「男の人が怖い」と不安を感じるお子さんは女性ドクターに担当してもらうように配慮しています。お子さんが怖がっているようでしたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
工夫2「キッズスペース」の完備/「保育士」常駐
お子さんがリラックスして過ごせるよう、キッズスペースを完備しています。また、「保育士」が常駐しているので、兄弟・姉妹でお越しいただき、治療しないお子さんは保育士に預けていただくことも可能です。
工夫3治療を頑張ったお子さんにはご褒美の「プレゼント」
治療を頑張ったお子さんにはご褒美としてガチャガチャをしていただけます。これが楽しみで来院してくださるお子さんもいますし、治療のモチベーションにもつながります。
子供のうちに矯正をすることの「メリット」
「矯正は早く始めた方が良い」という話を聞いたことがあるかもしれません。では、その理由はご存じでしょうか?ここではどのようなメリットがあるかお伝えします。
メリット1「非抜歯」で治療できる可能性が高い
子供は大人と異なり骨格が定まっていません。つまり適切な治療を行えば、自由に歯並びをコントロールできるため、抜歯をしなくても歯並びを整えられる可能性が高まります。
メリット2見た目の「コンプレックス」が解消される
歯並びが悪いと、友達から指摘されてしまう事があります。それが原因で内向的になってしまうお子さんもいらっしゃいます。歯並びを整えることで自信が付き、コンプレックスから解放されます。
メリット3「虫歯・歯周病」になりにくい
歯並びが悪いとブラッシングが難しく、どうしても磨き残しが生じます。
そうすると、そこから虫歯や歯肉炎になってしまう事があります。しかし、歯並びを整えると見た目が整うことはもちろんですが、お手入れしやすい歯並びにもなるため、虫歯・歯肉炎の予防にもつながります。
メリット4カッコいい、カワイイ「顔立ち」になる可能性がある
歯並びを整えることで、顔立ち(顔貌/フェイスライン)が整うことがあります。特に「出っ歯」「受け口」「叢生」と呼ばれる症状の歯並びを整えるとその効果を強く感じられます。
子供の矯正はいつから始めるのがベスト?
お子さんの歯並びが気になっておられる親御さんから、よく矯正治療のタイミングについて質問をいただくことがあります。結論から申し上げると、実際はそれぞれのお子さんにベストな治療開始時期があるため、一概に〇歳からと言えるものではありません。
参考までにお伝えすると、癖があったり、機能的な問題がある場合は4歳~6歳頃に治療した方が良い場合があります。癖も顎の前後的な問題もなく、ガタガタの問題だけの場合は7歳~9歳頃に治療した方がよいでしょう。
お子さんの矯正治療は主に2つの段階で行います。それぞれの特徴を下記にまとめたのでご覧ください。
| Ⅰ期治療(6歳~10歳) | Ⅱ期治療(12歳前後) |
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治療期間 | 一般的に乳歯から永久歯に生え変わる6歳~10歳に行います。 | 一般的に永久歯が生えそろう12歳前後で開始します。 |
治療の 目的 | 顎の骨のズレや幅を修正し、正常な幅に成長するよう促します。歯並びを整えるというよりもきれいにするための土台作りのニュアンスが強いです。 | Ⅰ期治療で歯を並べるスペースを確保しても、歯並びや噛み合わせがあっていなかったり、出っ歯になってしまったりした場合にワイヤーやブランケットを固定して歯を動かしていきます。 |
子供の矯正治療は、ひとり一人の成長に合わせて治療を行っていく必要があります。下記は「Ⅰ期」と「Ⅱ期」に分けて行った症例です。このように、段階的に治療を行うことで、歯並びそして噛み合わせを整えていきます。
症例1
主訴 | 前歯の歯並びと嚙み合わせが悪い |
診断あるいは診断名 | 顎関節症を伴うAngleⅠ級叢生症例 |
年齢 | 10代 男性 |
治療に用いた主な装置 | マルチブランケット |
抜歯部位 | 非抜歯 |
治療期間 | 2年6か月 |
治療費概算 | セラミックブランケット装置料(420,000)+管理調整量(120,000)+装置撤去時診断料(10,000)=¥550,000(+消費税) |
リスク・副作用 | 痛み、治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死など |
症例2
主訴 | 下顎が出ている |
診断あるいは診断名 | 上顎犬歯低位唇側転位を伴う下顎前突 |
年齢 | 10代 女性 |
治療に用いた主な装置 | マルチブランケット+Ⅲ級ゴム |
抜歯部位 | 非抜歯 |
治療期間 | 2年4か月 |
治療費概算 | 検査診断料(20,000)+セラミックブランケット装置料(400,000)+管理調整料(120,000)+装置撤去時診断料(10,000)=¥570,000(+消費税) |
リスク・副作用 | 痛み、治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死など |
担当医からのメッセージ
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病にかかりやすくなったり、食べ物がうまく噛めず丸呑みになってしまい胃にも負担がかかります。
また、活舌の悪さや顎への負担、顎の位置がずれることで「顎関節症(がっかんせつしょう)」にかかり、疲れやすくなったり、肩こりや耳鳴り、腰痛などの影響がでてしまう可能性も考えられます。
子どもが、自分自身で歯並びや噛み合わせの異常を訴えることはほとんどありません。お子さんの変化に気づけるのは身近な存在である親御さんです。
ぜひ、下記のチェックリストを参考にお子さんのお口の状態をチェックしてみてください。
歯並びチェック
- 歯が重なっている・歯が生えてこない
- 乳歯が早く抜けてしまった
- 乳歯が隙間なく並んでいる
- 普段から口呼吸をしている
- 顔が左右非対称である、バランスが悪い
- 話し方や滑舌・発音が悪い
- ニッーと笑った時に上の歯と下の歯に隙間ができる
- お口を開けたり閉めたりするときに、顎関節に異常を感じる(カクカクなる・開けづらい等)
チェックした上で、もしも気になることがあればぜひ当院へお越しください。
子供の歯並びにまつわるQ&A
- 子供の歯並びを悪くしてしまう原因は?
- 考えられるのは次の7つです。
遺伝
骨格や、骨・歯の大きさや形は遺伝によってご両親に似ることが多いです。そのため、ご両親の噛み合わせや歯並びが悪い場合、お子さんも歯並びも悪くなってしまうことが多いです。癖
子どもの骨格は柔らかいので、ちょっとした癖が歯並びに影響してしまうと言われています。口呼吸
鼻ではなく、口で息をする癖がある人は、常に口が半開きで舌が下あごに落ちている状態になります。また、唇で歯を押さえる力がなくなり、出っ歯になったり、歯並びに影響する原因になります。指しゃぶり
指しゃぶりをすると、前歯が指で押されている状態になるので、歯並びに影響してきます。食べ物をよく噛まない・柔らかい物ばかり食べる
食事の時にしっかりと噛むと、舌や歯、顎などお口とお口の周りの成長が促されます。しかし、噛む習慣がないとお口や歯並びが順調に成長せず、がたがたの歯並びにつながってしまいます。姿勢が悪い
背中が丸まっていると、自然と顎を突き出した状態になってしまいます。そうして、気づかないうちに受け口ぎみになってしまうことがあります。また、背骨が曲がっていると左右のバランスが崩れ、顔の骨や歯並びにも影響してきます。また、頬杖等も左右のズレを引き起こすので注意が必要です。虫歯
子どもの歯はむし歯になりやすく、さらには進行も早いため気づかないうちに歯の根っこまでむし歯になってしまっているというケースも少なくありません。歯の根っこまで虫歯になってしまうと、後から生えてくる大人の歯に影響がでてしまい、うまく生え変わることができない恐れがあります。また、むし歯などで痛む箇所を避けて噛む癖がついてしまうと、顎や筋肉の発達に悪影響があります。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
093-591-8211
〒803-0836 福岡県北九州市小倉北区中井5丁目4-26
(境川公園ヨコ)