保険適用の矯正

「健康保険が適用」
される症例

矯正治療は原則的に健康保険が
適用されません。
しかし、厚生労働省が定めた条件を
満たした症例については、
適用されることがあります。
代表的な症例に、「唇顎口蓋裂」や
「顎変形症」があります。

保険適用の矯正治療は、
厚生労働省から認定を受けた
「指定自立支援医療機関」しか
行えません。
当院は、認定を受けた
「指定自立支援医療機関」
ですので、
安心してご相談ください。

子どもの矯正治療。
保険適用。
叢生と下顎前突を、矯正で改善したケース。
患者は生後に2回、
唇顎口蓋裂の手術を受けている。
リスクとして、痛み、
治療後の後戻りなどがあります。

大人の矯正治療。
保険適用。
顎関節症と顎偏位を矯正で改善したケース。
リスクとして、痛み、
治療後の後戻りなどがあります。

主訴：受け口と噛み合わせ
診断名：左側唇顎口蓋裂により上下前歯の叢生をともなう重度のAngelⅢ級症例
症状：生後2回唇顎口蓋裂の手術を受け、顔の歪みがある。母親が反対咬合である
患者プロフィール：北九州市小倉北区10代男性
治療方針：過蓋咬合に対してスライディングプレートを装着する
上顎右側2番・上顎左側2、5番はすでに抜歯されており、上顎が狭窄しているのでクワッドヘリックスで拡大する
反対咬合に対してチンキャップを装着する
下顎臼歯の舌側傾斜とスピー湾曲の改善のため、ワイヤーやup＆downゴムを使用し、咬合再構成を行う
治療装置：スタンダードエッジワイズブラケット(上下顎)、ラウンドワイヤー
抜歯：上顎左側C、下顎右側4番・下顎左側5番の抜歯
治療期間：約2年11か月(うちマルチブラケット装着期間2年7か月)
説明したリスク副作用：痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死など